setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

⑤美濃33観音巡り(6月2日)

  今日は美濃加茂の北の方にある伊深(いぶか)周辺のお寺をまわった。龍福寺、清水寺(きよみずでら)、禅徳寺の 愛岐道路から国道248号線を美濃加茂から右折。

28番龍福寺

本堂改修中でした

 山間にある落ち着いた寺だが、残念ながら本堂は外装の工事中でネットがかけられていた。本堂に入りお参りさせてもらった。納経印は本堂内の左手に置いてあり、自分で押印。きれいに押せない。臨済宗妙心寺派、本尊は

納経印のための場所がある。落ち着いて印が押せるようにとご住職が配慮されたのだろう。

26番清水寺

 

沢沿いに石段を登っていく。結構大変。

 

長い石段を上ると急に現れ、ほっとした。



臨済宗妙心寺派

細い道を登ると小さな公園となっていて、おだのぶながの出城があった山の入口になっている。公園の駐車場から沢沿いに長い長い石段を登ると清水寺がある。真夏は大変です。無住職のお寺で、本堂内に納経印があり、ここも自分で押す。自分の納経帳は字が印刷されているので大丈夫だが、墨書が必要な方は龍福寺に行くと墨で書いてもらえる。

 

訪れたら是非読んでほしい。本堂内右手に貼ってある。

12番禅徳寺

 

石仏が迎えてくれた。ありがたいことです。


 伊深小学校のすぐ隣が禅徳寺だ。ここも妙心寺派だ。参道脇にたくさんの古い石仏が迎えてくれた。古い街道にあった馬頭観音や地蔵様がここに移設されたものだろう。

 

落ち着いた雰囲気の本堂


 本堂に入りお参りをし、左奥で納経印をと準備をしていると、寺務所の方から「気付かなくて御免なさい。」と、女性が現れた。印を押してもらえた。自分で押した下手な納経印とは、ありがたさが違ってくる。

 たつた100円の納経料?なのにヒザの痛みをこらえながら、田舎のこのお寺を支えていることの楽しさを話された。同じ妙心寺派の坂祝町の宝積寺の奥様と通じるものを感じた。格式の高いお坊様の法話よりはるか貴重なお話が聞けた。お寺を回るなら少しでもお話が聞けるほうが絶対楽しい。

 妙心寺派が美濃加茂周辺で多い理由を教えてもらえた。この近くにある正眼寺の関係だとのこと。正眼寺は33観音には入っていないので今回は行かないが、かなり大きな寺院で多くの僧侶が修行場にしているようだ。川上哲治星野仙一が修行した場所としても有名だ。今日は、素晴らしい観音巡りとなった。感謝、感謝。