今回は、矢田川・庄内川沿いの25番・28番・29番・30番の守山区、北区にある寺院をまわり、最後に志賀本通の三菱で充電をするコースを計画した。
瀬戸街道を西に行き、小幡で右折すると竜泉寺街道に出る。すぐ25番札所の龍泉寺の入り口が見えてくる。
名古屋城の西に位置する尾張四観音の一つ。伝教大師最澄が創建したといわれる龍泉寺、弘法大師も関係するようだ。
馬頭観音は秘仏とされている。円空作の一刀彫の馬頭観音像が有名。円空は他にも小さな千体仏(現存は200体ほど)も残っている。


国の重要文化財になっている仁王様が山門で見張っていた。
若い頃、竜泉寺に『棒の手』について調べに来たことがある。仁王様にはお会いしているはずなのに全く記憶していなかった。きっと怒ってみえると思う。ごめんなさい。
竜泉寺街道を南に進み、瀬戸街道に出る。矢田川橋を渡り右に曲がり川沿いを行くと長母寺があるが右折禁止だ。名鉄矢田駅の高架下を通り抜け、右折し矢田川沿いの道に出る。木ケ崎公園内で狭い道に入ると28番長母寺の山門に出る。
尾張33観音 28番札所 長母寺
雲鷲山 長母寺 阿弥陀如来を本尊とした臨済宗東福寺派の寺院だ。
街の中にあるとは思えないほど静か。そして多くの野鳥が鳴いていた。尾張万歳発祥の地がこの長母寺だと初めて知った。