setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

㉔尾張33観音巡り(3月25日)その2

ついに尾張33観音巡りも最後に。20番札所の寂光院だ。

国道41号線を北上し、尾張パークウェイに清水ICから入る。終点の信号を右折、木曽川で右折する。軽い気持ちで下の駐車場に入れた。何を勘違いしたんだろう。ここから歩いた。大したことはないだろうと思ったのが大間違い。

 

20番札所 寂光院

 継鹿尾山(つがおさん) 寂光院 千手観音が本尊の真言宗智山派のお寺だ。

 「犬山もみじでら」 「継鹿尾山観音」として結構有名な寺だ。宗教心のない自分は、成田山しか知らなかった。PHEVを購入してすぐ交通安全祈願のために来たのが成田山だ。寂光院の仏様は見抜いている。歩かせる歩かせる。

 車道を外れて山道や石段を使って上り、やっと寺務所前に。

 

左手奥に寺務所があり納経印を押して貰う

 寂光院の本堂ははるか山の上。スロープカーという乗り物があったが、自分は大丈夫と思いやめた。最初の坂は『七福坂』次に『大黒坂』3つ目は『毘沙門坂』、などなど石段続き。それぞれの坂に名前と言葉が書いてある。「勇気を祈って毘沙門坂・・・・」途中から声も出ない。何度も止まり休憩。

 

本当に勇気がいる。絶妙なコメントだ。

 

 

展望台にたつと、木曽川犬山城だけでなく、モンキーパークの観覧車や岡本太郎の若い太陽の塔などが見える。疲れも吹っ飛んだ(と思いたい)。

 同じ距離・高さを歩かなければ帰れない。修行、修行あるのみ。でもお坊さんたちは毎日ここを上り下りしていてすごいなと感じさせられた。

 

 尾張33観音巡りもやっとまわり終えることができた。「やればできるもんだ」と自分で自分を慰めた。

 

 帰りは確か尾張パークウェイを走り、道草を食わず帰ったはずだ。充電をしようと思う気力もなかったと思う。