setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

㉖観音巡り 番外編2

 義母の月命日に、若いお坊さんがみえた。頭も青々とした方で、お経もお世辞にも上手いとは言えない。ピンチヒッターで急に来ることになったんだろう。戒名の読み方もたどたどしい。
 
 仏教系の大学を出て今は宝泉寺で修行に入ったばかりとのこと。出身が上品野の祥雲寺というではないか。

 自分は、昔、馬頭観音の石仏の写真を撮っていた。名古屋から瀬戸品野を抜けて飯田まで中馬街道がはしっていた。足助を通る飯田街道の別ルートだ。今の国道363号線岐阜県道33号線の元になる道筋だ。この街道を、塩や海産物を信州へ、山の幸を名古屋へ、馬に背にのせ運んだ。

岐阜の県道33号線で出会った石仏(奥矢作の山の中の中馬街道)

 下品野・中品野・上品野には、昔の街道の面影を残している古い道が多く残っている。その角々には、道標を兼ねたものや三つの顔を持つ怖い顔の馬頭観音たちが祀られている。

 祥雲寺は、中馬街道の途中にある。何度かよらせてもらった。そのお寺のお息子さんが我が家に念仏を唱えに来てくれた。

 自分に宗教心はない。でも、縁というものはあると感じた。

 今日は、新盆の中日。中日って迎え火はたくのか妻と話した。今までずっとたいていた。遊びに出ていた先祖が帰られるようにたくものと思っていた。どうも間違えていたようだ。迎え火と送り火の2回でいいようだ。自分らしい。酒を飲める、酒が飲めるぞーと歌いながら、今日はビールを飲んだ。