setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

⑩美濃33観音巡り(5月17日)その2

 坂祝(さかほぎ)町から、東に進む。木曽川沿いに美濃太田中山道大田宿に向かう。美濃加茂市の市役所近くに街道筋が残っている。その市役所の東に22番札所の万積寺が、街道を挟んで南側に27番札所の祐泉寺がある。駅の名は美濃太田、市は美濃加茂、結構紛らわしいが、駅は戦前からあるが、この市は妻の生まれた年に生まれた。同い年の美濃加茂市は、太田町を中心に加茂郡が合併して、美濃国加茂郡から名前が決まったようだ。

 

22番札所 萬尺寺

 恵昌山 萬尺寺 臨済宗妙心寺派 聖観世音菩薩を本尊としたお寺だ。


 市役所の駐車場を通り越してすぐ入口がある。自分は通り越してしまい、またいつものように裏口があるだろうと勝手に解釈しお寺の裏に回ったが入れず。市役所のまわりを一周してまた表から。裏口は許さないぞと叱られた。入口が狭く行けるんだろうかと迷ったが乗り入れた。中は広かった。

 

 妙心寺派の仏様の横に写真(本当は撮ってはいけないと思いつつ忘れないように写真にと言い訳しながら)のような言葉がある。『信心のことば』と『生活信条』だ。生活信条に「一日一度は静かに座って躰(からだ)と呼吸と心を調えましょう」

とある。自分に今必要なことなんだとゆっくりと言葉に出してみた。

 

 妙心寺派のお寺には、こんな立派なものではなくても、何箇所かで心に響く言葉があった。そうした言葉を探しに行くだけでもおもしろい。