setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

㊱怖い話part3

 職場の先輩に聞いた話だ。彼が地域の青年団に入っている頃、昭和30年頃だと思う。
 彼は田舎の村に住んでいた。青年団の仕事の中に、墓掘りがある。当時は火葬ではなくまだ土葬だ。誰かが遺体を埋葬する穴を掘らなければならない。その仕事を青年団がすることになっている。
 お墓の位置の区画ははっきりしていない。墓石もはっきりしない。葬式の前夜に数名の若者が酒の勢いで掘る。遺体は桶に入れる。だから深さは2mちかくいる。地面の中には先客がいる。墓地は昔から同じ場所にある。何百年も前から遺体が埋められている。そこを掘れば、、、。

 やはり怖かったようだ。飲み会の席で、真剣な顔をして話してくれた。