setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

①家の建て替え

 家を建て替え、11月でまる3年となる。本当に良かったのかと考える。
 建て替えの1番大きな理由は、前の家が暑すぎてそして寒すぎたことだった。昭和一桁生まれの義父は、結構派手好きだった。バブルがはじける前に、家造りをした。当時は、太い棟、立派な大黒柱、庭には大きな石を配置し、形の良い松があるなどなどが良いと考えられた家。長野の飯田の大工さんに頼んだ。
 義父は、運送系の仕事を経営していたこともあり、クレーンや大型などを持っていた。石や太い木材はお手のもの、自分で運んでくるのだ。その時代のことは直接は知らない。
 

 この新しい家は、一人娘とムコが住み、自分たちは古い家に住んだ。自分にとっては、豪華な家はそれまでの生活からいったらとんでもなく贅沢になった。ただ家の構想は風の通りをうまく取り入れることができれば、不満のない家だった。
 贅沢な家に40年ほど住んだ。義父母には感謝しかない。自分たちの夫婦もいよいよ老後のことを考えなければならない。このまま住むのか?

 建て替えかリフォームか、土地を売って別の場所に家を建てるか、いろいろ検討を始めた時期が、暑すぎて寒すぎた5年前の夏だった。自分たちの部屋は西日に悩まされ続け、エアコンで冷やしても冷やしても追いつかない。外に出ると、クラクラくる太陽光。建て替えようか?と考えた瞬間だ。妻も長く働いてきた。少しは余裕があった。しかも息子たちはどうも結婚しない。結婚するときは自分たちがさっさとホームに行こうと気楽に考えた。
 猛暑の中、少しでも快適に生きるためと思いたち、まずハウジングセンター通いを始めた。まだこのときは、本当に建て替えるとは思わなかった。ハウジングセンターを回るうちに、徐々に現実味を増してきたという方が正しい。

CBCハウジングセンター長久手

 今回の記事で言いたいことは、実際に家を見に行って見ないとわからないことが多いということだ。高い買い物だからこそ、体感することはとても大事だということ。