ハウジングセンターを見て歩くと、自分が考えていた家とは、世界が違っていた。今まで自分の住んでいた家は、風が入れば気持ちがいいはず。もう少し冬場の日当たりが良くなればさらにいい。しかし、残念ながらこの猛暑には対抗できない昭和の建築だった。
平成の家(この頃はまだ令和には入っていない)は、発想から違っていた。高気密にして、断熱をしっかりやる。風の流れより、全館空調システムで空気や湿度をコントロールしてしまえば、暑くもなく寒くもないという世界だった。なななんだ?わけがわからない。トヨタホーム、パナホーム、住友、積水ハウスなどなど、いっぱい行った。木造なのか、鉄骨なのかそんなことも分からず行って、見学し、説明を受けた。
ネットでも最低の知識と口コミを見た。結果、口コミで賛否両論あったが、I工務店に候補を決めた。浜松の体験にも行き、すばらしいと感じて帰ってきた。
建て替えるのか、今の家と土地を売って、もっと地価の安い土地を購入し建てるか、家族で相談。結局建て替えに決まる。我が家は準工業地域で周りは工場が多く騒音や匂いも気になる。でも交通上、とても便利な場所だ。買い物も行きやすい。利便性を優先した。
身体が動くのは今しかない。10年後は80の声を聞く。
人生最大の買い物だ。楽しまなくては!