ある若者と喋っていて、転職サイトの話になった。あれだけ多くの宣伝がテレビのコマーシャルで流れる。会社もかなりの数ある。
年収の3分の1が手数料で持っていかれるとのこと。えっ?もっと気軽に転職でき、生きがいにつながるシステムだとばっかり思っていた。
4百万の年収の人が転職サイトを利用するだけで百万以上の金を取られるのである。これでは生活できない。成功する人も多くいるとは思う。しかし、気軽にスキルを学びたいので仕事を変わりま〜すと、簡単な気持ちで転職するとトンデモナイ生活が待っているような気がするのは、自分だけか?
昔から職を転々と変わる同年代の人がいたが、成功した人の話はあまり聞かなかった。その頃の時代は、高度経済成長に入るころで、そうだった。今のように全く成長していないこのご時世、美味い話は少いと思う。
時代が違う、確かにそうだ。昭和と令和のさは、自分にとっては昭和に対する明治なのだ。ただ時代が違えども、変わらないことは、うまい話には必ず裏があるのである。違う言葉では、ただほど高く付くのである。いつの時代にも楽して儲けようとする輩が必ずいる。
政治家だって東大を出たからということで、社会をどうしたいと言う方向性がない。金儲けのためにどの政党に所属するのがいいのかを考えている人が少なくない。
昭和の終わり頃、消費者金融がさかんに宣伝していた。気軽にお電話下さい。一万円からお貸しします。審査も何もありません。
何か似てないか?
ただの金儲けのためのコマにはされないでほしい。