家の周りのあちこちにフックを付けた。ネコのリードを付けておけば、リードの範囲で自由な行動ができる。夏は北側の玄関前で、冬は南側のデッキの上でのんびりする。自分も勝手に読書をしたり、スマホで記事を書く。
「帰るよっ!」と言えば、「フニャッ」と言って立ち上がる。嫌な時は、地面にふせて抵抗をする。もう一回引っ張ると嫌々従う。
前の家では庭があったので、出られないようにラティスで囲っていた。木に登ったり、大きな石の上でリード無しでノンビリしていた。しかしラムは、120㌢程度の高さだと飛び越えてしまった。一度覚えると繰り返すようになる。アホではない。
ノアは怪力を活かしてラティスのスキマを拡げようとする。通れるようになると、塀の向こう側からどうだと言わんばかりに顔を見る。逃げられないように工夫をすると、隙間を探しての繰り返し。
フックにしてからは諦め、リードが伸びたところで箱座りしてノンビリする。ノアは7歳半、ラムはちょうど6歳になる。立派な中年だ。昔のようなヤンチャはしなくなった。チョット寂しい気持ちがするが、こちらも年寄りだ。丁度いい。