setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言163 クリスマスが近づくと思い出す

 あとひと月でクリスマスだ。自分にはあまりいい思い出はない。12月25日は自分の誕生日でもある。

 物心ついた頃は、日本経済が上がっていった。昭和35年ころは欧米の文化が入り、テレビから憧れの生活がアメリカのドラマとして流れてくる。クリスマスも各家庭で取り入れられてきた。クリスマスはデコレーションケーキ。我が家にはそんな文化はなかった。併せて誕生日を祝うこともなかった。しかも正月が目の前だ。自分には、誕生日なのか、クリスマスなのか分からない。

 小学校の頃は、ずるい心を働かせた。ケーキを食べたい一心で、近所のキリスト教会に通うようにした。2・3週間前から礼拝に行き信者に変身。イブの夕方に揃って歌を歌いながら行進をする。それでショートケーキをもらえた。豊橋の小学校に通っていた時代だ。先日教会の前を通った。まだ教会は残っていた。

 そんな時代に遊んだ小学校時代の友人たちと、古希の祝いで、秋の遠足に行きそして会食をした。フルに働いている人もいれば、パートで頑張っている人。趣味に生きている人、ダンディにスーツで決めてポルシェで来た人、いろいろな歳の取り方があり面白かった。

 当時はみなハナタラシ小僧。同じ小学校で先生に叱られていた仲間だ。古き良き時代をともに生きた仲間に、カンパ〜イ!