setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言181 新聞とチラシで考えてしまった

 最近の人は新聞をとっていない方が増えたと聞く。ネットで調べれば情報収集はできるからだ。自分も紙媒体はやめようと考えたときもあるが、ネットの情報だけだと、自分の見たいものが優先され、異なる視点から物事を見ることができない。

 チラシが新聞に入っている。何気なく見るのだが、自分の大好きな寿がきや味噌煮込みうどん(5袋入り)が298円でチラシに載っていた。安い、買いだと思った。待てよ少し前は198円があったはずだ。知らぬ間に高い値段に慣らされてきている。たまに安いものがでると安く感じる。インスタントラーメンも348円が相場になった。200円位の商品は小さいか4個入りだ。先日息子が買ってきたキットカットも可愛くなった気がする。

 中日新聞の日曜日には求人広告が入る。最低時給が980円あたりになってきている。1000円のところも増えた。確かに上がりつつあるが、パートが多い。働く時間が限られると賃金が本当に上がっているのか分からない。最近インフレ手当なるものが記事になって素晴らしいとして扱われていた。悪い見方をすると賃上げせずに一時金を少し出す。そしてそれをマスコミに取り上げてもらえると会社の宣伝になる。求人広告を見てまだまだ賃上げが実現できるのは大企業だけなんだろうと思える。

 新聞は、普段気にしていないことも情報として入ってくる。ネットだけの情報だけでは、どうしても偏りがちになる。年代の違う人達の意見もたまに読む。70になる自分と、20代の若者とは考え方が違って当たり前だし、違っていないと困る。偏屈な老人にならないように新聞は一つの大きなアイテムだ。それが古いのだと言われたら困るが・・・・。