カレンダーを持ってサーラ住宅の若き営業マン古市さんが挨拶に来た。新人だった彼は、立派に成長していた。営業で20代のトップに再び返り咲いたと嬉しげに報告してくれた。地味ながらコツコツと努力している彼が嬉しく感じられた。
住宅業界もかなり変わってきた。坪単価が上がってきたのだ。
まず、建設材料費が大幅に上がった。さらに長期優良住宅の基準が上がってきた。太陽光発電器を乗せることを前提に設計しなければならない。太陽光が必要でなくても、長期優良住宅に認定されないと低金利のローンを組めないのだ。またローンの返済も40年になりそうだ。今日28日、来年1月から住宅ローンの長期固定金利が上がることがニュースされた。
サーラ住宅だけでなく各メーカーともに新築の注文住宅を中心にした営業ではなく、建売住宅やリフォームにも力を入れ始めている。また、サーラでは家の長期保証を見直し始めた。10年で屋根や外壁のメンテナンスがいるが、屋根を保護するための方法を研究している。樹脂の屋根材が劣化しないようにコーティングするんだろう。他にも簡易V2Hや貯水槽などいろいろな設備が考えられている。
自分たちが立てた頃に比べ注文住宅の値段がかなり上がっている。グッドタイミングで古市さんと出会え、建てることができた自分は本当に運がいい。
若い方が頑張っている。それを見て年寄りも頑張って生きようと頑張れる。ただ互いに無理だけはしないように。