年寄りの戯言157に自分の近くに住んで見える、水野ア一さんのイラスト展（戦中戦後のくらし）を瀬戸蔵で開催していることを記事に書いた。彼の作品を尾張旭市のスカイワードあさひの展望室に展示してあるのを見つけた。『名鉄瀬戸線 古（いにしえ）の駅舎』という題で、三郷駅・旭新居駅（今の尾張旭駅）・旭前駅の三枚の版画だ。
いずれも昭和40年代から50年代にかけての思い出の名鉄瀬戸線の駅舎だ。瀬戸の人は瀬戸電という言葉が出てくる。展望室だったので反射で見づらいだろうが、雰囲気は分かってもらえると思う。自分は昭和53年に瀬戸に就職した。三郷駅は確かこの駅舎だった気がする。今は新しい駅舎になっているが、どこも同じになってしまった。ア一さんには全て思い出の多い駅舎だったんだろう。
彼の版画はまだあると思う。時間はかかるが、尾張旭関係以外の駅舎も探そうと思う。もう駅として残っていない駅もあるんだろう。
