ネットを見ていると、今、彗星が見えるとのこと。
1986年にもハレー彗星が世の中を賑わせたことを覚えている。1999年のノストラダムスの大予言や2000年のPC問題の世紀末伝説と同じように、いろいろな噂が流れた。1986年というと自分は34歳になる年だったから、噂は信じなかったが、興味があったので夜空を眺めていたような気がする。実際見えたのかどうかあまり記憶にない。76年周期なので、自分の年齢に近い。親近感が湧く。1910年に来たときは地球滅亡説も信じられていたがまだ地球は滅びていない。
今度はZTF彗星という名前だ。ネット上には映像が出始めた。今日あたりは北の空らしい。でも明日・明後日は十年に一度クラスの大寒波だ。深夜になるようだから風邪を引かないように。自分には無理だ。
高校時代、友人と夏休みの最後に豊橋の潮見坂の海岸(白須賀海岸)に行った事がある。当時はまだ空気が澄んでいたので星がよく見えた。流木を集め焚き火をしながら、空を見ていた。数分に1個以上の流れ星が見られた。人工衛星の光は消えずに流れていく。一緒に行った相手は残念ながら女の子ではなく酪農農家の息子だった。朝起きたら波際がすぐ近くにきていたのには驚かされた。潮の満ち引きをあまり考えていなかった。
知らなかったが、毎年彗星はいくつか来ているようだ。今回のZTF彗星は双眼鏡でも見られるとのこと。さらに、緑色した尾が特徴みたいだ。
上を向〜いて歩こうよ。雪が降ってくるか、星がまたたいてくれるか楽しみにしよう。