setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

PHEV 大先輩デボネアに会いに行く

 瀬戸のあるモータースにデボネアが置いてあることを知り、早速出かけた。ナンバーは付いていないが、程度はかなりいい。店主に挨拶をして撮影の許可を貰う。

 デボネアは1964年に登場した。クラウンやセドリックの対抗車種だ。プリンスグロリアと同じようにわざわざ凹凸を極端に作り手間暇がかけて作っている。

 初代デボネアは、1964年から1986年までマイナーチェンジはしながらも22年間という長い間製造された。そのため何と走るシーラカンスとも呼ばれていた。スタイルはアメリカの元GMのデザイナーが考えたものだ。L字型のテールランプではないので1973年のマイナーチェンジ後の型だ。フロントグリルにはサターン6の文字が。1970年に4気筒から6気筒に変更されている。排気ガス規制で1976年に4気筒2600ccになっているのでそれ以前の製造となる。ドアミラーになっているのが面白い。ひょっとかするとアメリカからの帰国子女?

 こんな凹凸のある車を製造するには大変な苦労があったんだろう。しかも、これでも当時の小型車枠に入っているのだ。いわゆる5ナンバー枠だ。採算はとれなかったと思われる。