エクリプスクロスも2年たった。尾張や美濃の観音巡りで1万5千㌔ほど走った。この車の走りは、高速の走りはあまり得意ではない。たいくつなのだ。山道や海岸沿いを走るのが面白い。
2年目の点検で、春日井篠木店へ。スタッフの水野さんとまた話し込んでしまった。営業の邪魔しに行っているようなもんだ。彼の話の中で、日産車ばかり買っていた人が、今回三菱の軽のEVを三菱で購入したとのこと。三菱の軽EVは日産の軽EVサクラと同じ車だ。なのにサクラではなく三菱を選んだという。ちょっとしたスタイルの違いが彼には大きすぎたんだろう。
この方は、自分と同じ70歳にばったばかりだ。セカンドカーとして軽EVを選択した。面白い。坂道もスイスイ上る、エンジンの軽自動車にはない走行ができると喜んでいるようだ。先日代車でのったEKスペースは、車高が高く重心が高い。エンジンは非力で走行は不安定だった。軽EVはバッテリーを座席下に積むため重心は低く、試乗したときも安定した走りを見せてくれた。我が家のワゴンRの後継車種の第1候補になっている。
しかし、充電100%でも150kmはコンディションが良くないと走れないようだ。暖房を入れると走行可能距離がぐっと減る。彼が岐阜のゴルフ場に出かけた時、暖房を入れて走っていたため電欠になりそうになったとのこと。JAFの電源車を呼ぼうとまで考えたようだ。幸いにもゴルフ場に普通充電設備があったので助かったとのこと。充電器がどこにでもあるわけではないことがEV車の欠点である。自分も感じたが岐阜が特に少ない。
彼が、軽EVを注文したのは昨年の初夏、彼の手にやってきたのは3月初旬。9ヶ月もかかっている。EVには半導体が多く使われる。納期はどんどん遅れているのは現実だった。そして高額にもなってきている。EKクロスEVのPバージョンは何と300万円を超えてしまった。(安いGだと260万弱)いくら補助金があっても250万超えは覚悟しなければならないだろう。
補助金の予算は通りそうだが、その後はまだ続くのか。55万円の補助金は有るかないかで天と地の世界だ。今年度はすべての購入者に出たみたいだ。来年度はいつ予算が切れるか。買うタイミングが難しい。
今のままで行くとコンパクトカーのほうがコスパは良さそうだ。