コウノトリは想像していたよりも大型の鳥だった。羽を広げた姿を見ることができなかったのが残念。地域のご婦人が写真を撮っていたので、おしゃべりが好きな自分はすぐに近寄っていく。いろいろな情報を得ることができた。
今月初めにこの川に現れたこと。千葉県から飛んできたらしいということ。話では、千葉県に３羽いたコウノトリの１羽がいなくなった。そして名前があるという。『たける』くんだと言う。SNSで調べているんだろう。
家に帰ってパソコン上で写真コウノトリの足環を確認するとと『Ｊ０７６０』読み取れた。『千葉県 コウノトリ』で検索すると、千葉県野田市のホームページに情報が載っていた。野田市で運営している「こうのとりの里」で生まれ育った鳥で、番号や名前もあっている。11月5日に静岡県富士市で確認されている。また、この里で野外で初めて育ったヒナ（たける）が7月1日に巣立ったと書かれている。
対岸から別のご婦人が「たけるく～ん、たけるく～ん」と大きな声で呼んでいた。地域の人にとっても幸福をもたらす大事な鳥になっている。
