今日は5月1日、『夏も近づく八十八夜』になるようだ。今まであまり気にしてこなかった。新茶が飲める時期になってきたのだ。
自分にしての5月1日は、メーデーだった。労働者の日だ。連盟だ、連合だ〜と色々な労働組合の組織があった。知らぬ間に経営陣に従順な組合組織になってしまい残念に思っている人は多いんだろう。今の時代、ストライキをすると、反社会的と考えられてしまう。
組合がない会社が増えたのか。給料や待遇に不満があれば交渉するのは労働者の当然の権利だが、最近は『不満があったら転職しなさい』になってしまった。公務員も非正規の職員が増えている。先日、ある図書館に行って質問をしたらほとんどの職員が『責任者に聞いてきます』との返答。非正規だろう、１年雇用になる。今年を無事何事も無く過ごさないと来年がない。そうした職員ばかりで楽しい夢が描けるだろうか。全員正規にして子供をはじめ多くの人のために夢の描けられる図書館づくりをしてほしい。
自分は古い体質なんだろうが、経営者も労働者も互いに考えるのが必要だろう。せめて今日だけは労働について考えてほしい。
