setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言502 ごんか節④めめずやがぁろ

ねしまの かんすは すかたらん

めめずや がぁ ろも どもならん

はば どべや ぐうは おーじょこく

だだくさ すやくり だちゃかんぜ

 

がぁろ、発音の通りカエルなのだ。めめずは、ミミズ。カエルはうるさい。学生時代、田んぼの中に下宿があった。梅雨時、むし暑い。四畳半の下宿にエアコンなんてあるはずがない。窓を開けて寝る。自分のいびき以上にカエルがうるさい。気になり出すと寝れなくなる。瀬戸に来た頃はカエルのことをヒキタと覚えたが、種類が違うのだろうか。

 めめずは何故どもならん(どうにもならない)のか

 きっと、ミミズも鳴くんだと、子供の頃は思っていたのだ。豊橋でも、草むらやドブの近くでジージーと鳴き声がした。明るくなってから見ると干からびたミミズを見つける。考えてみればミミズがなくわけが無い。正体はオケラだ。

 大きくなると、オケラは面白い虫だと気づく。たいてい男の子は友人とお前のアソコはどれぐらいーと言って笑い合う。意味は想像してほしい。

 この数年、オケラの鳴き声を聞かなくなった。