setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

6月になったぞ

 6月〜は田植え〜で酒が飲めるぞ、避けが飲める飲めるぞ〜

 6月は田植えで酒が呑めるはずだが、周辺の田んぼは田植えが終わっている。ひと昔前は田植えといえば親戚中が集まって作業した。その前は、村で助け合って田植えをした。稲刈りや田植えの時期には学校も休みになった。岐阜県では、その分夏休みが短かく、2学期が早く始まる。田植えや稲刈りは村での一大行事なのだ。仕事が終わるとみんなで飲んだんだろう。

 先日刈谷歴史博物館へ行った。雁(かり)が刈谷の市の鳥になっている。『めでたきとり』なる特別展が開催されている。鳥をテーマにして古文書や絵、焼き物などが展示されていた。自分は鳥が好きだが、今回は自分にとっては地味であまり興味を引く展示ではなかった。学芸員さんゴメンナサイ。もう少し頑張ってほしい。刈谷の博物館は開館して今年で5年目。きれいな近代的な建物だ。常設展も全て見たが、満足度は低かった。企画展の600円の観覧料金が高く感じてしまった。

 刈谷周辺をドライブしていると、田んぼが金色になって穂がたれている。えっ!稲なの?と思える。でもよく見ると、麦だ。きっと小麦なのだろう。自分の子供時代(60年前)は日本も麦を作っていたと思う。稲の裏作として同じ田んぼで麦を作っていたはずだ。もう死語となっているが『麦踏み』を子供たちは手伝っていた。

 日本の小麦の自給率は10%を切っている。素人考えだが休耕田ではなく昔のように小麦づくりをしてくればもう少し現在の農業自給率は高かったはずだ。麦踏みという言葉は、唱歌の『冬景色』に残っている。一度は聞いたことがあるはずだろう。日本の風景だったのだ。梅雨に入る前の今の時期が刈り取りになる。

 今日から6月。6月〜は、田植え〜ではなく、麦の刈り取りで酒が呑めるぞ〜 酒が呑める呑めるぞ、酒が呑めるぞ〜。