setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言135 おばあちゃんも頑張っている

 しなの工房めぐりをするのに、覚えておいたほうが便利な店がある。名古屋方面から坂を上って品野に入ったところにデイリーヤマザキのコンビニがある。『豆大福』の幟やポスターが貼られているので分かりやすい。そういえば、米万商店として昔から知られているお店だ。 

 ここを過ぎてななめ左に入れば旧道に、右に曲がれば焼き物小道や赤津方面にも行ける。信号まで行って左折すると、道の駅瀬戸しなのに行ける。さらに行くと水野に入る。

 豆大福を購入しようと寄ってみた。銀髪の元気なおばあちゃんが店の看板娘になっている。昭和16年生まれだという。戦後の苦しい時代から高度経済成長期、石油危機、リーマンショックなど様々な経済変動の中がんばって経営されていた。

 郡上踊りが大好きで今年も参加したとのこと。徹夜踊りも何度もやってきた。さらに何と70になってから三味線を習い始めた。自分から見たらスーパーおばあちゃんなのだ。

 活発な方だけあって、交友関係が広い。瀬戸高校の卒業生で、仲良し8人組で時々食事会をしてきたようだ。中には自分の知り合いも何人かいた。しかし、コロナ禍とあってこの数年会えないと残念がっていた。仕事を含め、人と会い直接話し合う、それが元気の源になっている。前に記事にした駄菓子屋のおばあちゃんも、子どもたちが買いに来てくれることが大きな力になっている。

 残念ながら目的の豆大福は売り切れていた。息子さんが新しいお菓子を研究中という。品野には栄泉堂という品野ロールで有名な和菓子屋があった。今は水野に店を移してしまった。米万商店さんも豆大福と新しいお菓子でさらに有名になってほしい。楽しみだ。

 日曜日が定休日になっている。しなの工房めぐりの11月12日の土曜日は開いているので是非寄って欲しい。13日は定休日だ。