setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言136 しなの工房めぐり 番外編1

 上品野にある品野台小学校だ。東海環状道路『瀬戸しなのIC』近くにある小学校だ。1999年に東海環状道路のバイパスをつくるために今の位置に移転した瀬戸市立の小学校で、オープンスクール(壁がない教室)として設計された珍しい校舎だ。建築系の様々な賞を受賞している。校舎の下に川の流れを引き込み、裏側にはビオトープがつくられた。開校当時はビオトープの中を木製の橋をつなぎ、橋の上からメダカなどの観察ができた。

 築20年以上経つので、輝きはなくなったのは仕方がない。ビオトープの木製の橋も老朽化で撤去された。時の流れだ。

 先日、校長先生とお会いして、工房めぐりの土日、外からの見学なら良いですよとの許可がもらえた。行けば必ず、『え〜?これが、がっこ〜うなの?』と声が出るはずだ。

 運動場を横切るのはご法度。駐車場からせせらぎ沿い通路を歩き、贅沢な体育館やプールなどを見ながら玄関をはじめ校舎を眺めてほしい。

 教室は壁がなく、児童・教職員全員で給食が食べられるスペースもある。     瀬戸の田舎にある特別な建物。知られていないのがもったいない。高速道路側から見るとICの出口の信号を直進になる。押しボタン式の信号をこえて左折だ。樹木が多く分かりづらいが案内板がある。奥まで行くと運動場が見え、運動場沿いに駐車場がある。 

 駐車場から通路に行く途中に、有名な彫刻家長江録弥氏の作品が立っている。彼はここ上品野の出身なのだ。