久しぶりに水鳥の写真を撮りに豊明市にある勅使池に行った。3年前に多くの種類のカモやオシドリ、パンダガモことミコアイサやオシドリなどの野鳥のアマチュア写真家には自分の作品に入れたい野鳥がたくさんいる。はずだった。勇んで行ったがなんと池には水が空っぽだった。
事前に調べず思いつきで行ったのがいけなかった。護岸工事中で水が全て抜かれていた。それでも自分と同年代の数名の方がカメラを持って橋の上でファインダーを覗いている。枯れ草の中に何か縞模様をした鳥がいるとのこと。自分も仲間になり一緒に観察。たしかに何かいるが向こうもこちらを観察しているのか出てきてはすぐに隠れる。
寒い中何も撮らずに退散しては癪なのでゆっくりと待った。
たぶんホオジロだろう。目の上と下に白いすじがある。シジュウカラもいた。スズメは誰も撮ってくれないのでわざわざ目立つ場所に出てくる。
冬のスズメはふっくらとして可愛い。
勅使池を1時間程度で退散。水鳥がいて観察しやすいのは洲原池だ。愛知教育大の裏にある。ここのカモは散歩をする人が餌を与えるのだろう、水辺に行くと寄ってくる。このごろ数を増やしているのがオオバンだ。水鳥なのに水カキがない。岸に上がって歩
いていた。やはり水カキがなかった。
カイツブリだ。子育て時に背中に乗せて泳ぐことで知られている。胸が白いカモがいた。寒くて嘴を羽の中に入れている。オナガカモというらしい。名前がわかるとさらに興味が湧く。
勅使池は5月にならないと水が入らない。水鳥が完全に帰ってくるまでには数年かかるのだろう。鳥ですら安全・安心でないといなくなる。人間でも同じだ。