今回の音楽映画のポスター展にはなかったが、自分の好きな映画は００７シリーズだ。ショーンコネリー時代のボンド特にオープニング。水の中を泳ぎ回る女性の影が魅惑的いや刺激的だったんだろう。英語（当たり前だが）の曲が流れる。英語が苦手だった自分には意味は全く分からないが、映像とともに心に残る。この頃はもう70mmのフィルムが使われ始めたんだろう。大画面と大きな音声、迫力があった。
興味があったのが1967年（昭和42年）、自分が15歳のときに日本を舞台にした『007は2度死ぬ』だ。ボンドカーとしてトヨタ2000GTが登場する。しかもオープンカーだった。映画はレンタルビデオでしか見ていないが、当時は日本ロケ前から大騒ぎした覚えがある。後に知ったのだが、オープンカーになったのはコネリーの背が高いため乗り込めないという単純な理由だった。この車は長い間、鞍ヶ池の記念館に展示されていたと思う。今はトヨタ博物館にあるが展示はされていないようだ。
映画館でみた007は別の人だったが、最終的にショーンコネリーが一番、二番目はダニエル・クレイグになるんだろう。コネリーはプレーボーイ、クレイグは非情が似合う。
スパイ映画の特集も今後あると面白い。
