名鉄瀬戸線水野駅の西に大きな踏切がある。北に向かうと森林公園に。南は途中から片側2車線で国道363(瀬港線)の長根の交差点に出る。しかしその先はすれ違うのにも気を使う狭い道になる。瀬戸は道路行政が遅れているのかこんな道ばかりだ。通勤時間帯になると渋滞するのは当たり前。この踏切を渡るのにタイミングが悪いととんでもない時間がかかる。
この踏切は三郷8号と呼ばれる。この踏切を見守るように一体のお地蔵様が祀られている。昭和16年2月に当時5歳の子どもが、踏切の北側にある親戚に行った帰りに電車にはねられて亡くなるという痛ましい事故があった。遺族の方が二度とこうした事故が起こらないようにと、お地蔵様をつくられた。80年以上経った今でも地域の方々が大切にしている。由来を伝えていかないといけない。