ある新聞には、エンゲル係数が主要7か国で日本が42年ぶりに首位に立ったと書いてあった。10月中旬の記事だ。トップに立つとはすばらしいが、そのエンゲル係数とは何だろう。確か社会科の授業で勉強したはずだ。グーグルのAIの答えは
エンゲル係数は、生活水準の指標ともいわれており、数値が高いほど家計にゆとりがない、生活水準が低いことを意味します。
42年前とは1982年だから自分がまだ29歳独身のころだ。まだ平成にならない昭和時代だ。中曽根さんが首相で、近藤監督の中日ドラゴンズがセリーグで優勝、北の湖・千代の富士が相撲をにぎわせ、ロッキード事件で有罪判決が出る。あのだみ声の田中角栄が絡んだ事件だ。ホテルニュージャパンの火災で33人もの死者が、日航機の羽田沖での墜落事故、北海道の夕張炭鉱の閉鎖もこの年らしい。流行った言葉が「逆噴射」アラレちゃんが「んちゃ」薬師丸ひろ子さんの「セーラー服と機関銃」、まだ夏目雅子さんが元気だった。パソコンと言う言葉が定着する大きな存在のNECのPC-98が発売された年だ。(自分はシャープのX-1の時代。)プリンターが20万円もしたのに漢字が角角だった。バブル景気はずっと後の1986年の12月から、1991年にバブルがはじけた。
エンゲル係数という言葉は知らない間に死語になっていた。気になったので調べた。主要7か国でトップになっていた。すごい!