setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言591 自転車と昭和日常博物館

 昨年末に行った北名古屋市の歴史民俗資料館『昭和日常博物館』でえっ?と思わされるものを見つけた。

 この資料館にはホーローの看板が多く掲示されている。丸石やノーリツ号・ゼブラの自転車等は何となく覚えている。たくさんある看板の中に三菱重工業の自転車の文字が。三菱重工といえばロケットや戦闘機などを造っている会社だ。終戦までは零戦等の名機を製造していた。終戦でが解体された財閥系の会社だ。確か名古屋の東区に大きな工場があった。その三菱重工が戦後、自転車をつくっていたことに驚かされた。

 サンキュー号は、前回載せた、原動機付自転車『SUN LIGHT』をつくっていた三輝工業だ。戦後名前も知らない多くの会社が自転車をつくっていた。

 車社会になる前は、自転車で移動することが多かった。高校時代バイトで貯めた金で、とんでもなく高価なブリジストンの『ロードマン』を買って、得意になって乗り回していた。自転車はいろいろな思い出を作ってくれた。