町内の先輩との話の中で、昔は自転車に鑑札がついていたと話された。自分の頭の中では、中学校や高校で自転車通学の許可の印として学校から与えられ、泥除けに付けたアルミ製の鑑札だと解釈していた。
昨年12月に行った昭和日常博物館で、彼が言っていた自転車の鑑札を初めて見つけた。昔は自転車はけっこう高級品だったのだ。なんと自転車を購入すると税金を納めていたのだ。明治初頭に始まり昭和33年に廃止された。昭和27年生まれの自分には記憶がないわけだ。
自分が子供の頃は、小さなエンジンを付けた自転車があった。
浜松のサイトで見つけた写真だ。本田宗一郎(HONDAの創始者)さんが発明した。ホンダ自動車は鈴鹿というイメージが強いが、元は浜松だ。スズキ自動車もヤマハ発動機も静岡なのだ。
日常博物館には『SUN LIGHT』なる珍しいものも展示してあった。群馬県の板垣株式会社(三輝工業)製らしい。自転車とオートバイの中間。原動機付自転車、今でいう原付の昔の姿だ。
原付免許では現在は50㏄未満と決められているが、どうも125㏄になりそうだ。