面倒くさいことが嫌いな性格。検査して、その場で即決。結果は、手術して正解だった。でも、そんなあと思うこともある。
まず、欲張って、遠くも近くも見えるレンズを選んだ。生涯で1回の眼の手術だ。欲張りな自分には両方選びたい。結果ドライブが楽しい。景色がクッキリ見える。カメラを持って動き回る。
当時、町内会や自治会で福祉面のお手伝いをしていた。自分も高齢者に入ったが、自分も含めお年寄りの姿がクッキリ見える。更に鏡にうつる自分の顔が母親や父親の顔に重なる。
次に気になってしまったことが、文庫本が読めないこと。それまでは、メガネを外して見れば文字が自然に頭に入ってきた。読めないのだ。近視だったので本を近づけて読んでいたものが、本を離さなければ焦点が合わない。やっと分かった、年寄りの老眼鏡の意味が。凸レンズで文字を大きくするのだ。
その2へつづく。