12月7日、最初のお寺さんだ。美濃33観音30番札所のつもりでやって来たが、実は違っていた。1番の日龍峯寺でもらった地図には札所変更がしてあった。そのことは覚えてはいたものの、別のお寺で手に入れた変更前の地図を使っていたために間違えた。納経帳も古いお寺の名前が墨書されている。新しくなったお寺には、1枚切り離され、納経印も押されているものをいただける。
美濃33観音巡り 元30番札所松涛善福寺
通称千手堂。このお寺の周りは交差点名や町の名前までこのお寺に関係したものだった。かつてはこのお寺さんも人気があったんだろう。千手観音堂で世界平和をお願いし、見事に黄色に染まった銀杏(もう1・2週間早く来ればさらに良かったのだろう)を見て、本堂へ。浄土真宗本願寺派なんだ。
この時点では善福寺は美濃33観音巡りをやめてしまったことを知らなかった。庫裏の前には、セルフで押印できるように美濃33観音巡り30番札所の印も他の印とともに箱に入れられて置いてあった。墨書された納経帳も持っている。当然押印。
帰ってから地図を見直していて戸惑った。30番札所が他にもあった。瑞穂市にある観音院だ。信仰心がないのに回っているバチではあったが、自分は来て良かったと思う。銀杏をゆっくり見られただけでも訪れた価値は十分あった。
他にも変わっていたお寺がある。
ネット上でも古いままの札所が書いてあるものもある。気をつけたい。