護国之寺から南西に岐阜市をつきっ切る。瑞穂市になる。国道21号線(岐大バイパス)を通って長良川の穂積大橋を渡り、堤防道路(墨俣合渡岐阜線)を南下。その後右折する。穂積の集落に入る。
美濃33観音巡 30番札所 弘応山観音院
十一面観音菩薩を本尊にしている浄土宗西山禅林派の寺院だ。
観音院は大提灯で有名。 直径4.1m、高さ8.7mという大きな提灯は、作成された当時は桜の木の絵が描かれていて、このお寺は櫻寺穂積観音とも呼ばれている。
駐車場の場所は指定されてはいない(自分が調べてないのでわからなかった)が、お寺の横の新築の住宅の前にスペースが有り、確認したら良いとのこと。道路が狭く注意が必要だ。境内で庭の手入れをされている御婦人がいて、しばらく話を聞けた。いろいろとお寺の経営が大変だということ、檀家が近年は減っていることなどなど。また、他のお寺では後継者がいないために維持できないお寺が増えているようだ。
御朱印はすでに観音堂の前に箱がおいてありその中に押印されている半紙をいただくことになる。
実は以前は30番札所は、岐阜市内の善福寺だった。数日前に自分は気づかず善福院に行っていた。調べると観音院にかわっていた。
3つのが新しくなっていて、同じような形態になる。札所が変更になっている寺院は、4番、30番、31番の札所だ。4番の美濃市の宝勝寺が岐阜市の洞泉寺に、30番の岐阜市の善福寺が瑞穂市の観音院に、31番の美濃加茂の徳雲寺が美濃加茂の法幢寺に札所が変更になっている。お寺に置いてある地図や霊場の案内が古い場合がある。自分が購入した納経帳もまだ変更されていなかった。1番札所の日龍峯寺では説明をしていただけていたのに、自分が忘れていたことが大きな誤解のもとであった。注意が必要だ。