おでんしゃって。ネーミングがまず素晴らしい。走る屋台だ。
そのおでんしゃの写真が撮りたくて、12時より早く着くように豊橋に向かう。飲み放題なので乗れるといいのだけど、残念ながら車だ。おでんしゃとは、おでんを食べながら飲み放題の特別な豊橋の市電なのだ。時期によっては納涼電車になる。幅の広い車両だからできる特別な電車なのだ。土曜日の夕方、日曜日の昼か夕方しかない。
日曜日の今日(2月12日)お昼のおでんしゃを見に豊橋駅前へ。 瀬戸に就職してからは車の移動ばかり。駅前の基本は変わっていないが、豊橋ステーションビルや丸物は建て替えられ名前も違う。歩くコースも変わった。駅前の電停への行き方も昔と違う。多分50年近くも駅前を歩いていない。
丸物近くの地下道は昔のままだった。駅チカからも繋がっている。昔の豊栄ビルの前の地下道(駐車場に繋がっている)には、呉須の青で描かれたのかな豊橋の素晴らしさを紹介した版画のタイルが何枚も貼られていた。人通りが少ないのでゆっくりと見ることができた。
昨日一昨日は、鬼祭だった。多くのお客さんが訪れたようだ。痰切り飴の入った小麦粉(子供の頃はどういう訳かうどん粉と言っていた気がする)観客に投げるのでみんな真っ白になる。
11時52分きっかりにほっとラムが先行する形で赤岩口に向けて、おでんしゃは岩田の公園前に向けて出発した。1秒の狂いもなく出発。なんて正確なんだ。