もう７月になってしまった。今日7月1日は旧暦でいうと、5月14日になる。今年は旧暦では閏２月が余分に入ったので、西暦とのズレが大きい。
陰暦５月だと皐月（さつき）、陰暦６月だと水無月（みなつき）、陰暦７月は文月（ふみづき）だ。文月は、稲の穂が実る頃の意味らしいが早すぎる。今は水無月がふさわしそうだ。田に水を引く月だからついたようだが、水害が多い近年、雨（水）が降りすぎ無い月であってほしい。
7月2日は半夏生（はんげしょう）だ。夏至から数えて11日目あたりを言うようだ。農業で、この日までに田植えや畑作業を終えるとされていた。きれいな言葉だ。スーパーのチラシにはタコの写真が載る。関西の風習だ。モーリタニア産のタコではご利益は少ない。タコといえば、日間賀島だ。日間賀島のタコはたしかに美味しい。
ネットで半夏生を調べていると、何と瀬戸に半夏生まつりなるものがあるではないか。前市長が記事にされているのを発見。『本地の郷（ほんじのさと）』というところで数年前から手入れされている。葉の片面だけが真っ白になることから半化粧から名がついたようだ。
旧暦の5月15日が明日7月2日になるが、満月には少し足りなく、7月3日の午後8時すぎが満月を迎えるようだ。牡鹿（バック）の角が生え始めるからバックムーンと呼ばれる。３日の予報は雨だ。写真は満月にはなっていない２日の月をねらおう。
