60年も前に登場した名鉄のパノラマカー。大学の通学でお世話になった懐かしのパノラマカーの企画展が開かれているときいたので岡崎の子ども美術館に行った。
豊橋は名鉄本線の終点なので、ユックリとホームに入ってくる。しかも、国鉄(今はJR)飯田線と線路を共有していたのでかなり手前からスピードを落とす。ホームで待っていると遠くからミュージックホーンが近づいてくる。口の悪い人は『どけよ〜どけよ〜どいてよ〜』と口のずさむ。音階はラミ#ド・ラミ#ド・ラミ#ド・ラ〜。リコーダー練習に面白い。中京競馬場でもアレンジしたものが使われている。
豊橋の市電は『チンチン』パノラマカーは『ファファファ・ファファファ・ファファファファー』だった。
豊橋駅は国鉄と名鉄が共存していた。子供心にもワクワクさせられた。貨物列車は50両編成以上あって通り過ぎるまでずっと見ていた。新幹線は6年生の時だ。こだまが豊橋に止まった。パノラマカーとともに思い出す。
丸物というデパートがあり、1階でタコ焼きなる新しい物を知ったのもこの頃だ。