setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言444 防災の日 濃尾地震&三河地震

 9月1日は関東大震災が発生した日ということで、防災の日とされている。関東大震災はM7.9、震度7のゆれによって東京が破壊され燃えた。愛知県でも大地震はあった。濃尾地震三河地震だ。

 濃尾地震明治24年(1891年)10月28日に揖斐川の支流根尾川の上流区域を震源とした地震直下型地震としては最大級と言われる。根尾谷断層は6mもずれていた。学生時代授業で見に行った覚えがある。当時はへ〜と思っただけで頭の中には何も残っていなかった。マグニチュードがなんと8.0ととんでもなく大きかった。山の奥で発生したのに、7000人以上の死者を出した。

 遠く離れた瀬戸でも被害が出て、死者はいなかったがほとんどの窯が壊れ、ため池の堤防が決壊している。その時ことを記した石碑が自分の住む效範校区に残されている。

 三河地震は、昭和20年1月13日に三河湾震源に起きた地震だ。2300人以上の死者、行方不明者1000人以上出た。当時は戦時中ということで調査も殆ど行われず、発表もされなかった。記録も少ない。M6.8だ。

 記録が少ない三河地震だが、近年調査が行われ、動いた断層が見つかったり、地割れの跡が西尾市の妙喜寺に保存されたりしている。近々行ってみたい。また石碑も三河の各地に残されているようだ。三河地震の前後に3つの大きな地震もあったようだ。

 東海地震が騒がれるようになって、もう40年も経つが、今のところ気配はないのだろう。昔から怖いのは地震カミナリ火事おやじと言われる。おやじは大人しくなった。必ず近いうちにあると言われた地震。9月1日になると気になる。