昭和58年、9月27日から28日にかけて台風10号崩れの温帯低気圧による豪雨が木曽川沿いの東濃地域の美濃加茂を中心に被害をもたらせた。昭和58年9.28豪雨災害だ。木曽川沿いに豪雨が襲ったため上流にある丸山ダムの貯水能力が限界となり、非常用ゲートが操作された。28日夕方より木曽川の水は堤防を乗り越え浸水が始まった。29日未明には最大となり、夜間での避難・救助は困難を極めた。1500名にも及ぶ市民が避難する中、1名が逃げ遅れた。
昭和58年9月29日中日新聞の夕刊に、何ページにもわたって豪雨の写真や記事が載っていた。
先日韓国でもアンダーパス内で多くの死者を出した。水は一瞬で押し寄せてきたという。水害の怖さを常に考えておかないといけない。
58年のこの水害は、岐阜県での木曽川水系の氾濫が中心だが、瀬戸市や名古屋の東部でも悲劇が起きていた。詳細はその2で。