setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言479 昭和58年9.28豪雨災害 坂祝

 美濃加茂市の災害を中心に調べていて、宝積寺の墓地の東にある水害の石碑は記事にさせてもらったものの、坂祝町の被害状況はあまり調べてこなかった。 

 今日は町役場へ。担当者の方は資料を揃えて待っていてくれた。被災地の地図と写真がセットにして5冊のアルバムにまとめられていた。当時の担当者は、細かく被害状況を調べていた。

 写真の建物は赤い線まで水が来たようだ。床上なんてものじゃない。

 最初のページに被害状況が書かれていた。流失家屋 1棟、全壊4棟、半壊7棟、床上浸水166棟、床下浸水72棟とある。パジェロ製造で有名だが、小さな町だ。

 他の資料には、可児市八百津町など木曽川や飛騨川沿いの市町村の被害がまとめられていた。

 同じ28日の午後同じ豪雨で、愛知県でも庄内川沿いで、小中学校の児童生徒が下校中に溝や水路に吸い込まれ5人の死者が出ている。その数時間後岐阜県で豪雨災害が起きている。過去の水害、意外に忘れやすい。瀬戸では記憶も記録もあまり無くなっている。