setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言480 瀬戸の水害 川西都市下水路①

 川西町を北から南に流れた大水。自転車屋さんの店の中を流れ抜け、流れはクリーニング屋さんにぶつかり、町内の西半分が床下浸水など大きな被害を与えた。6月2日に豊橋・豊川で水害が起きたこともあり、自分の住んでいる瀬戸の水害の歴史を調べ始めた。庄内川水系で過去何度も何度も大きな被害があった。

 先日、地元の水道業者の社長さんと話ができた。さすがに水の専門家だ。素人の浅はかな自分の考えとは違った。

 まず自分が全く考え違いをしていたことがある。我が町内の西側を西都市下水路と呼ばれる直径約2mもの水道管が、昭和53年(1988年)に埋められた。北側からの大量の雨水対策・水害対策だと勝手に思い込んでいた。だが調べても瀬戸川への排水口が見当たらない。きっと貯水槽になっていて一時的に雨水を貯めているんだと考えていた。

 社長さんに聞くと、自分が考え違えをしていると教えてもらえた。雨水はこの水路には入っていかない。瀬戸市の下水道で、瀬戸の家庭から出る生活排水を処理場に流すための水路だと。確かに下水路と名前がついているのだ。ポンプで瀬戸川の下をくぐらせて矢田川沿いの瀬戸市西部浄化センターと呼ばれる処理場に送られているのだ。

 自分の住んでいる地域を通っている水路、正しく理解していなかった。

 川西都市下水路②につづく