今回は、品野に住まれていて地域の歴史を研究されている三浦氏に話を聞けた。名古屋から瀬戸の西部、品野を抜けて恵那方面に向かう信州飯田街道通称中馬街道の話が中心だ。この街道を基本にして国道363号線ができている。
三浦氏を中心とした品野の『郷土の歴史と文化を広める会』の方々はまだ残っている中馬街道を実際に何度も歩き調査をされている。この活動もあり最近日本の歴史の道百選の九十六番目に【雨沢峠-坂瀬坂-上品野-品野町】が信州飯田街道として指定されている。数年前から中馬街道の保存活動を兼ねながら主要箇所に看板を立ててきた。また毎年中馬街道を歩く会や品野塾(勉強会)を開催し多くの方々が参加されている。
下品野から中品野・上品野まで品野には町の中に当時の面影を残した道や旅人たちを見守ってきた馬頭観音や道しるべなどが残っている。広める会の人たちは、実地調査をして着々と整備を進めている。
広める会は、1月21日(日)に『中馬の歴史を学ぶ会』を下品野交流センターで開催する。2月11日(日)には、『中馬の歴史を歩く会』と称して深川から追分までの中馬街道筋を歩く。品野以外の方も参加できる。自分も楽しみにしている。
参加希望は、0561-41-4118の下品野の地域交流センター事務局に申し込みを。