setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

中馬街道の歴史を歩く会 その1

 今日は、品野の『郷土と文化を広める会』の総勢29人の集団が名鉄バスで瀬戸へ行った。品野から瀬戸へ行くのも宮前へ行くの意味だ。瀬戸の西部(今村)に住んでいる自分も瀬戸(宮前)に行く。バカ道路の駐車場に駐車して。午前9時半に瀬戸の宮前地下街の大鳥居前で集合した。

 今日の歩くコースは、深川神社から追分までの間の中馬街道探しだ。

 信州飯田と名古屋を結ぶ古い中馬街道、『歴史の道百選』96番目に指定されたのが、品野を通る旧道だ。実をいうと品野から追分にかけての東半分(品野側)は粘土鉱山として消えてしまっている。品野から宮前に抜ける印所(いんぞ)街道が代役を務める。明治になって品野から古瀬戸を通ってくる道ができ、この道が中馬街道と指定された。瀬戸駅前を通って追分に抜ける旧瀬戸街道につながっていく。

 昔の街道が鉱山開発により消えてしまった。印所街道を歩き、泉町から道泉方面へ抜ける古い道を歩いた。自分より高齢な方が多いが皆さん元気だった。90歳の方もみえたが足腰は自分よりしっかりしている。そして頭もしっかりしていていろいろと教えてもらえた。自分の20年後もこうでありたい。

 今日歩いた途中で見つけた。昨日が旧正月だ。いよいよ春が始まる。