setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言274 中馬街道を歩く会(その5)下品野から道標まで

 国道363と248が品野交番前の信号で合流する。信号東側で中馬街道は、斜めに左(南西)の路地に入りまた国道に出る。瀬戸信用金庫の前を通ると再び左の路地を通る。瀬戸信用金庫ができる前はここにミュージックホール(共和倶楽部)で、ホワイトリリーアンサンブルと言う名でジャズバンドが活躍していた。品野本町には、大正座という劇場まであったのだ。

 国道の拡幅工事が行われているため多くの古い建物が撤去されていて、寂しい感がするが、卸問屋や銭湯、パチンコ屋などが立ち並び賑わった場所でもある。
 中馬街道は国道の一本東側の路地を通っていく。加藤医院(歩く会前に新しい建物に変わっていたが、半年前までは写真のように白い美しい昭和の建物だった)の前を通るとすぐ、瀬戸の人には懐かしい料理屋の角甚が、岩屋堂に移る前にあったとされる場所まで進む。

 この道しるべは道をなおす時に品野中学校に移動したようだ。地域の方が正しい場所を古地図や文献などで調べ、最近本来あるべき場所に戻したものだ。ここで中馬街道は西に曲がり名古屋方面へ、東に行くと赤津への道になる。