setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言580 ショック

 今日の夕飯のメニュー、シチューにした。自分は豚肉が好きだが、鳥のもも肉になった。フライパンでしっかり皮の表面を焦がし、玉ねぎを入れ炒める、その後人参、ジャガイモだ。そして水を入れる。いつもの手順だ。

 まず箱に書かれている水の量が少ないなと思いながら煮込む。さあ、ルウをと思い取り出す。何とルウの入れ物がスカスカなのだ。少し前までは入れ物にはカチカチに入っていたはずだ。カレーのルウでも中身が減ったなぁと思ってはいたが。

 箱の大きさは変わらない。どこの家でも買い置きのカレーやシチューがあるはず。箱の大きさは同じだが、中身がない。ショックだ。4皿分90gだったはずだ。71gしかない。値上げはしゃ〜ないなあと思っていたが、一流メーカーでも名前を変え、中身を減らしている。ルウを入れ物から押し出す時のあの感覚が無くなった。ショックだった。

 カレーが食卓に並ぶようになり、60年前の生活は楽しくてしょうがなくなってきた。たった50gの豚肉を入れたカレーライス、兄と取り合った。親や姉は我慢をしていた。北名古屋で先日見て来たばかりの昔のカレールウ。食卓に夢があった昭和。

 令和になり、ショックを感じたのは自分だけだろうか。

 今年もあと1日を残すだけ。2024年、楽しみがいっぱいある年にしたい。してほしいではない。受け身ではなく能動的に夢のある年にさせないといけない。だって辰年だ。自分の年だ。