setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言579 北名古屋は、昭和へワープできる その1

 みよしの歴史民俗資料館で昭和を楽しみ、さらに楽しもうと昭和日常博物館に。北名古屋の博物館は、昭和、特に戦後からの日常の生活に特化され再現されている。ここでは『うつろう暮らしのモノ語り』と題して特別展が開催されている。11月11日から来年の1月28日まで開催。

 

 この博物館は、北名古屋になる前の師勝町の資料館をそのまま活用している。建物そのものが昭和なのだが、また、それがいいのだ。エレベーターからして、昭和の製品なのだ。ノンビリとしている。

 市役所の駐車場に停めてもいいが、資料館の地下に専用の駐車場がある。地下に止めると、駐車場の半分以上に昭和の車の展示がある。今回は常設の車以外に、オートバイの展示品が多くあった。

 オートバイの展示はホンダ車が主体だった。懐かしい『ベンリイ』という名前が。自動車はコロナとパブリカが常時展示してある。パブリカは初代の後期型(空冷800㏄)だ。パブリカは、『千ドルカー』として庶民に人気になった。今だと1ドル=143円だから、14万3千円となる。当時は1ドル=360円だった。いかに日本の価値が安くなっているか分かるだろう。

 同じ富士重工製のスバル360とスクーターのラビットだ。昭和30年代は、お医者さんか重役さんしか乗っていなかった。

 エレベータを待つ間に昭和の車が地下駐車場に入ってきた。日産プリメーラだ。20世紀の終わりころの車だ。乗っていた人も多分昭和の生まれなんだろう。