setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

瀬戸の三地蔵 郷?南新谷?

 瀬戸にもたくさんのお地蔵様がみえる。その中に『瀬戸の三地蔵』と呼ばれる三体のお地蔵さんがある。堀出し地蔵郷の佐吾八地蔵南新谷の地蔵だという。堀出し地蔵は『中馬街道の歴史を歩く会』その7その8で取り上げたので、郷と南新谷(みなみしんがい)の地蔵がどこにあるのか歩いて調べた。

 瀬戸のことを調べていると、洞とか郷、北新谷(きたしんがい)、南新谷(みなみしんがい)などの地名が度々出てくる。自分は正直情けないことに理解していない。瀬戸ペディアで地域の確認を。

 まず(ほら)だ。今の町内でいうと東洞町、西洞町や東町周辺をさす。瀬戸村では、最も古い町場。本業焼き(陶器)が多かったようだ。

 瀬戸川を挟んで北側の町場が、北新谷(きたしんがい)、南側が南新谷になる。北新谷は、陶本町、西谷町、深川町周辺だ。南新谷は西本町や東本町が中心になる。自分が一時住んでいた南仲之切町も含まれる。東郷町西郷町になる。

 明治24年の地図を見ると、瀬戸川沿いは田や畑があり、当時の町場は洞から山沿いに発展した。鉄道や街道が整備され、瀬戸川沿いの田畑が人家や店に変わっていった。

 瀬戸の三地蔵は北新谷、南新谷、郷にある。北新谷のお地蔵さまはもう見つけた。次は、南新谷と郷だ。古い道沿いにあるはずだ。