瀬戸の歴史を調べていると面白い事件がある。宮前疎開道路をめぐる市議会リコール運動おこると、昭和25年にあったという。また32年には白マスク強盗事件???瀬戸ペディアに下記のように書かれていた。
1957年(昭和32年)5月20日午後9時50分ごろ、瀬戸市今池町のA旅館に若い男が白覆面で短刀を所持して侵入し、現金3,000円を奪って逃走したのを始め、1958年(昭和33年)10月2日までの約1年半の間に、8件の同一犯人の仕業と思われる強盗傷人事件が発生した。
瀬戸だけの事件なのか、どんな事件なのか調べてみた。もともと瀬戸の人間でないので、過去の新聞記事を探した。瀬戸の図書館で見つけた。中日新聞・新愛知新聞社と考えていたら、東海民生新聞という自分の知らない新聞だった。DVDに収められているので記事を探すのは大変だった。
探すのは手間がかかるが、地元の新聞、さすが詳しく出ていた。今回分かったことは、昭和32年5月20日、午後9時50分頃、今池町の旅館(現在の市役所の西)に賊が入り、「3千円出せ」と脅したが未遂で終わる。その後、午後10時5分に中切町(瀬戸駅の裏)の店に押し入り百円札6枚を奪って自転車で逃走。人相などから同一人物だという。
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やっと見つけた新聞の記事、DVD1枚1枚に毎年の記事が載せてある。探すのは大変だが、お宝の宝庫でもある。過去の新聞記事が、図書館のロッカーの中に寝ている。せめて瀬戸ペディアなどで検索できると面白いのにと勝手に考えている。8件目の事件の記事まで行きつけるだろうか。