setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

過去への旅①

 タイムワープする大きな手段として大きな存在としてあるのが図書館。図書館に保存されている新聞だ。過去の瀬戸のことを知ろうとすると、新聞の地方版だ。さらに瀬戸には、地域の新聞がある。

『しんせと』『新愛知タイムズ』『しんいち』『市民ジャーナル』『大瀬戸』などがDVDに戦後の記事を1年ごとにまとめている。

 スキャナーで取り込んだ画像ファイルとして、年ごとにDVD1枚に200以上あるフォルダに裏表別々に保存されている。DVDは20年程前に作られたんだろう。フォルダ名も日付になっていない。当時は、これだけの作業でも大変だっただろう。

白マスク強盗事件』なる昭和32年5月20日に瀬戸で起こった事件を探してきた。『東海民生新聞』昭和32年版で続きを見つけた。8件起きたこの事件の3件目。同年6月19日、夜10時前のことだ。当時の瀬戸は好景気、宵越しの金は持たぬとまで言われた時代。夜11時過ぎまで映画館は満員、飲み屋さんも遅くまで客足は絶えない。場所は共栄町

 昭和らしく、『匕首(あいくち)』『長髪七三』『国防色』という言葉が残っているのが面白い。半世紀以上前の話だ。もしかしたら昔話の中に入ってしまうのか。