先日の台風10号。瀬戸は大きな被害もなく週イチの木曜日の町内の会。みんなで伊勢湾台風が話題になった。日本で伊勢湾台風が最大の被害を出した台風だ。
自分は豊橋の小学校1年の秋、昭和34年9月26日の夜だ。まだ我が家には白黒テレビなるハイカラなものは家にはなかった。あくる年テレビを買ったんだろう。昭和35年以降の台風は父親と兄がアンテナを下ろしていたことを覚えている。自分が台風を認識できるようになってから、豊橋の家の窓は雨戸を閉め、五寸くぎで打ち付ける。雨戸が無い窓は板で塞ぐ。一大行事だったのだ。大きな台風の後はあくる日は台風一過の晴天だったことが多い。しかも９月が多い。
台風は、沖縄方面から北上し、九州か四国、紀伊半島辺りから上陸することが多かった気がする。台風銀座などという言葉があった。町内には九州や四国出身の方がみえる。枕崎台風・室戸台風は伊勢湾台風より上陸時の勢力が大きな台風だ。当時の様子を聞いてみた。
その２（九州・四国の台風）に続く
