3月に尾張33観音26番札所宝泉寺を訪れたとき若い修業僧にすすめられ、4月14日に祥雲寺に行った。お釈迦様の誕生日と兼ねて観音講を開催していた。住職と息子さん、奥様が対応してくれた。参加者は自分以外は上品野の方。皆さんマスクをしているのでどなたかは全然想像もできない。
羅漢供養会200年供養の限定御朱印をいただいた。羅漢供養会は、上品野の祥雲寺、下品野の久雲寺、上半田川の吉祥寺、鳥原の浄源寺の品野にある4つの寺院で行われ、順番で行われているようだ。第3土曜日の2時から毎月観音講が開催されている。そのときに限定御朱印が500円のお布施でいただける。
>< 息子さんは、宝泉寺で修行をされている若者だ。非常にきれいな声で読経をされる。2ヶ月の間にすごい成長をされていた。
本堂には、上品野出身の長江録弥氏が作られ寄贈された夢違観音(ゆめたがいかんのん)がある。神奈川県川崎市にいて、ふるさとの上品野を思いながら作られたんだろう。悪い夢をよい夢に変える霊験があると言われる。優しい顔をしていた。
さらに驚かされたことは、彼は若い僧侶たちと一緒に、バーチャル座禅会を開催していて、仏教布教の新しい形態を模索している。面白い。曹洞宗のお寺だけで全国に1万5000以上あると言われる。祥雲寺は、山の中のどちらか言うとへんぴな場所にある。お葬式やお墓など形態がドンドン変わっているし、檀家自体無くなっていく可能性もある。
古い慣習のみで経営はできないと思う。変革は若者しかできない。
彼のチャレンジ精神を応援したい。彼の成長が楽しみだ。