setokouchanの日記

とうとう71歳になりました。今住んでいる瀬戸市について、また生まれ故郷の豊橋について思ったことを文字や写真に。日記代わりに毎日記事を書いています。観音巡りはいつのまにかやめてしまいました。

年寄りの戯言182 明眸

 懐かしい日本酒の名前だ。もう何年も前に瀬戸市の品野にあった柴田酒造がつくっていた。残念ながらこの酒造メーカーは今はもうない。けっこう有名で何度も賞を取っていて、名古屋駅前にも明眸専門のバーを持っていた。

 今日、明眸を買いに酒屋に行った。もうない酒造メーカーの日本酒だが、田口に酒蔵を持つ関谷酒造さんが柴田酒造の杜氏さんを受け入れ、明眸の名前を残してくれた。関谷酒造は蓬莱泉で有名な酒造メーカーで、『空』という日本酒をつくっている。

 明眸はあまり市場に流通していない。瀬戸では量販店では殆ど見かけない。田口や稲武の関谷酒造の店に行けばあるが、今回は買いに行くだけの時間的余裕がない。瀬戸の老舗の酒屋『鯛利商店』に行けばあるはずと出かけた。思ったとおりあった。

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 季節限定の活性にごり酒明眸『志野』を購入。志野とは焼き物の名前だ。豊橋・田原への土産にする。当然自分用にも一本購入。焼酎の量り売り『瀬戸千年の土の恵』がこの店の売りだ。自分は量り売りのアルコール度が高く41度となる米の焼酎を購入した。どちらもお湯割りにしてもロックにしてもおいしい。ゆっくり味わえる焼酎だ。

 鯛利商店は、100年以上も昔から瀬戸では有名な酒屋だ。店は小さいが瀬戸では年配者なら誰でも知っている。深川神社近く、うなぎで有名な田代の西側路地奥にある。狭い場所にあるが駐車場も店前にある。うなぎを注文しがてら酒を選ぶのも面白い。明治・大正・昭和時代このあたりが瀬戸の一番の繁華街だった。

 今年もあと10日となった。今日はカレーライスだから安い焼酎でがまんする。明日は2022年は良い年だったのか考えながら、美味しい酒を飲むぞ。料理を考えよう。

 酒が飲める酒が飲める、酒が飲めるぞ〜。